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  • 日時|2026年7月9日
  • 会場|みなとテラス
  • 参加|無料

フランスのまちから、境港の“居場所”を考える|2026年第1回「さかゑリビングラボ」を開催しました

2026年7月9日にみなとテラス、7月11日に境港商工会議所で、今年度第1回となる「さかゑリビングラボ」を開催しました。さかゑリビングラボは、境港で暮らす人、働く人、活動する人、訪れる人が集まり、これからのまちについて話し、一緒にできることを考える場です。今回は、水木しげるロードでお店を営む方、境港のまちなかに暮らす方、ほかの地域から参加された方など、多様な皆さんにご参加いただきました。

フランスのまちから、境港を見つめ直す

今回のテーマは、2026年春に事務局の永井が個人的に言ってきたフランス視察の報告です。パリ、マルセイユ、ナント、アンジェなどで見た、水辺や公共空間の使われ方、歩いて楽しめるまちの風景、人が急かされることなく過ごせる場所について、写真を交えながら紹介しました。
フランスで印象に残ったのは、特別な目的がなくても、水辺に座る、まちを歩く、木陰で休む、誰かと話すといった時間が、日常の中に自然にあることでした。整備された場所だけでなく、店先の営みや路上の椅子、小さな商い、少し整いすぎていない風景も、人がまちに居たくなる空気をつくっていました。こうした事例を通して、

・境港にも、何かをしなくても居られる場所をつくれないか
・境水道沿いを、通るだけでなく過ごせる場所にできないか
・歩く人や自転車で巡る人が楽しめるまちなかとはどのようなものか
・小さな商いや日常の営みを、まちの魅力として育てられないか

といったことを、参加者の皆さんと考えました。

境港にほしい風景を、みんなで話す

意見交換では、フランスの事例についてさまざまな質問が寄せられ、境港で実現できそうなことについても活発に話が広がりました。参加者のみなさんからは、

「何もしなくても居られる場所がほしい」
「島根半島に沈む夕日や、水面に映る景色を楽しめる場所があるとよい」
「若い人も一緒に、まちに置くものをつくれたら面白い」

といった声がありました。水辺でくつろぐこと、夕方や夜に歩きたくなる場所、まちなかに椅子やテーブルがある風景、乗り捨てできるシェアサイクルなど、境港のこれからにつながる具体的なアイデアも多く挙がりました。

試作中のベンチを囲んで意見交換

当日は、「間ゼミ」で制作を検討しているベンチの試作品も会場へ持ち込みました。間ゼミは、境港のまちなかや水辺に、少し座れる場所、誰かと話せる場所、風景を眺められる場所を増やしていく取り組みです。実物に座りながら、形や座り心地、置いてみたい場所、制作への参加方法などについて意見を交わしました。
「子どもたちと一緒につくりたい」「自分たちがつくったものがまちに置かれると、まちづくりに参加した実感が持てそう」といった声もありました。ベンチを完成させることだけでなく、考えること、つくること、置くこと、使われ方を見守ることに、さまざまな人が関われる取り組みへ育てていきます。

話し合いから、小さな実験へ

さかゑリビングラボでは、話し合うだけでなく、実際にまちを使いながら小さな実験を重ねていきます。今年度は、シェアサイクル、市ゼミ、間ゼミ、舟ゼミなどを通して、

・まちなかをどのように巡るのか
・どこで立ち止まり、過ごすのか
・どんな小さな商いや活動が生まれるのか
・港や水辺を日常の中でどう楽しめるのか
・誰が、どのような形で関わり続けられるのか

を確かめていきます。今回いただいた意見も、今後の境水道沿いやまちなかでの実験へつなげていきます。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

次回のさかゑリビングラボ

8月のテーマは…

片道でも使える自転車で、まちの移動や過ごし方はどう変わる?
さかゑシェアサイクル「○○」から考える、これからの境港

2026年8月28日から、境港のまちなかや周辺地域をつなぐシェアサイクルの社会実験が始まります。次回は、シェアサイクルの使い方や楽しみ方を知り、自転車があることで、まちなかの移動や過ごし方がどう変わるのかを考えます。

●平日夜の部
2026年8月6日(木)19:00〜20:30
会場|みなとテラス

●週末朝の部
2026年8月22日(土)11:00〜12:30
会場|未定(※境港市内です。決まり次第お知らせします。)

参加申込
申込フォームから、参加を希望する回を選んでお申し込みください。

さかゑリビングラボは、境港市委託事業の『新しい“まちなか”創生ビジョン策定業務』の一環として実施しています。