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  • 日時|2026年8月6日
  • 会場|みなとテラス
  • 参加|無料

片道でも使える自転車で、境港はどう変わる?|第2回「さかゑリビングラボ」平日夜の部を開催しました

2026年8月6日、みなとテラスで、今年度第2回となる「さかゑリビングラボ」(平日夜の部)を開催しました。今回のテーマは、8月28日から始まる「さかゑシェアサイクル」。好きなポートで自転車を借り、別のポートへ返すことができるシェアサイクルがまちに加わることで、境港の移動や過ごし方はどう変わるのか。参加者のみなさんと一緒に考えました。

シェアサイクルは、まちをどう変えている?

はじめに、日本海コンサルタントの片岸さんから、国内外で広がるシェアサイクルの動きや、自転車が暮らし、環境、公共交通、まちの過ごし方に与えている変化について紹介していただきました。続いて、山陰パナソニックの佐々木さんから、出雲シェアサイクル「YUIEN-ゆいえん-」や松江シェアサイクル「ラフチャリ。」での実例を紹介していただきました。
鉄道と自転車を組み合わせる「サイクルトレイン」、車から自転車へ乗り換えるPark&Ride、宿泊と組み合わせたStay&Rideなど、シェアサイクルは単独の移動手段としてだけでなく、鉄道やバス、観光、宿泊などと組み合わせながら使われています。GPSデータから、利用者がどんな経路を走り、どこで立ち止まったのかを見る取組なども紹介されました。

「戻らなくていい」から生まれる、新しい移動

意見交換では、シェアサイクルだからこそできそうな境港での過ごし方について、さまざまな声が出ました。

「美保関の海まで行ってみたい」
「朝市へ自転車で行くのもいい」
「駐車場が少なくて行きにくい店にも、行きやすくなるかもしれない」
「自転車だからこそ、風や海の香りを感じられそう」

中でも何度も話題になったのが、借りた場所へ戻らなくてもよい“ワンウェイ”の使い方です。歩くには少し遠い。でも、車を出すほどではない。そんな距離をつなぐことや、行きは自転車、帰りは別の交通手段という選択ができることで、これまで行かなかった場所へ足を延ばすきっかけになるかもしれません。移動そのものが、目的地へ向かうための「手段」ではなく、寄り道したり、風景を見つけたり、まちと出会ったりする「体験」へ変わる可能性も感じられました。

本当に境港で使われる?という問いも

もちろん、期待だけではありません。

「自転車を使う人なら、自分の自転車を持っているのでは?」
「シェアサイクルは都会だから成立するものではないか?」
「境港で本当に使われるのだろうか?」

そんな率直な疑問も出ました。だからこそ今回始めるのは、完成したサービスではなく社会実験です。利用台数だけを見るのではなく、人がどこまで足を延ばしたのか。どこで立ち止まったのか。どんな店や場所に出会ったのか。まちで過ごす時間や、移動の選択肢がどう変わるのか。
8月28日から11月30日まで、実際にまちで使いながら確かめていきます。資料でも、今回の社会実験では「利用数」だけではなく、移動によって生まれた“まちとの関係”を見ていくことが示されました。
車が一人一台あることが当たり前になっている地域でも、公共交通や徒歩、自転車などを、その日の目的や体調に応じて選べるようになれば、暮らし方そのものが少しずつ変わっていくかもしれません。環境への負荷を減らすことだけでなく、車を持つことを前提としない暮らしや、家計への負担も含めて、新しい地域交通の可能性を考えていきたいと思います。

話し合いのあとにも、次の楽しみが

予定していた時間が終わったあとも、会場では参加者同士の名刺交換や会話が続きました。「シェアサイクルが始まったら、みんなで○○まで行ってみよう」そんな話も生まれ、次の実験を少し楽しみにしながら、この日のリビングラボは終了しました。シェアサイクルが実際に走り始めたとき、境港の風景や人の動きはどう変わるのか。これから、みなさんと一緒に試していきます。

次回は8月22日。市ゼミ+リビングラボを開催します

次回は8月22日(土)。この日はまず、境港で小さなマーケットをひらき、育てていくための学びと実践の場、第1回「市ゼミ」を開催します。
そして、その後はさかゑリビングラボも開催。市をひらくこと、まちを歩くこと、移動すること。それぞれの取組を別々に考えるのではなく、実際にまちで試しながら、境港のこれからをみんなで考えていきます。
初めての方も、これまで参加したことのある方も、ぜひお気軽にご参加ください。

第1回「市ゼミ」詳細・参加申込
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8月22日「さかゑリビングラボ」詳細・参加申込
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さかゑリビングラボは、境港市委託事業の『新しい“まちなか”創生ビジョン策定業務』の一環として実施しています。