SCHEDULE

  • 日時|2026年8月下旬〜2027年3月予定
  • 会場|境港市内・中海周辺
  • 参加|無料

船ゼミ|境港の舟を、見つめ、つくり、浮かべる。

船ゼミは、境港とその周辺に残る舟や、水辺とともに育まれてきた技術、暮らし、記憶を調べ、新たな船を制作する取り組みです。船大工・美術作家の小川智彦さんが、地域に残る船を調査・実測し、その特徴や歴史、風景を踏まえながら、この土地から生まれる新たな「ソリコ舟」を制作します。
制作の過程をまちへひらき、船が少しずつ組み上がっていく姿や、船大工の手仕事を共有します。完成した船は中海へ進水し、実際に漕ぐ体験も行う予定です。

船大工・美術作家とたどる、境港の船と水辺の文化。

境港は、海や境水道、中海とともに暮らし、船によって人や物、仕事、文化が行き交ってきたまちです。かつて使われていた木造の船や、それをつくり、使い、直してきた技術、暮らしの中にあった船の記憶は、少しずつ見えにくくなっています。
船ゼミでは、残されている船をただ保存したり、昔の船をそのまま復元したりするのではありません。地域の船を調べ、その形や構造、背景にある暮らしを読み取りながら、今の境港から生まれる船の形を探ります。

・船を調べること。
・木に触れること。
・船大工の仕事を見ること。
・完成した船を水へ浮かべ、漕いでみること。

一連の体験を通して、境港と船のつながりを未来へ残す方法を考えます。

船ゼミで行うこと

1|境港と周辺地域の船を調べる

小川さんが、境港や美保関、周辺地域に残る船を訪ね、形、大きさ、構造を調査・実測します。古い写真や資料、人々の記憶にも触れながら、この地域の船と、仕事や暮らしとの関係を読み解きます。
※船の実測・調査は、小川さんが専門作業として行います。

2|新たな「ソリコ船」をつくる

調査した複数の舟の特徴と、境港周辺の歴史や風景を踏まえながら、新たな「ソリコ船」を制作します。
昔の船をそのまま再現するのではなく、地域を観察し、さまざまな船から得た発見を重ねながら、この土地から生まれる船の形を探ります。

3|船ができていく時間をひらく

船を組み上げる制作場所をまちへひらきます。船大工が木を選び、削り、曲げ、組み合わせ、船を形づくっていく様子を、間近で見学できる機会を設けます。
完成した姿だけでなく、職人の手仕事や、少しずつ形が生まれていく時間そのものを共有します。

4|船づくりの技法を体験する

小川さんと一緒に、船づくりに使われる様々な技術や技法を体験しながら、木を加工して「何か(未定)」をつくるワークショップを予定しています。木の性質や、熱や力によって木の形が変わっていく感覚などに触れてみましょう。

5|船を水へ浮かべ、漕いでみる

船頭を招き、船の漕ぎ方を学びながら、実際に水上を進む体験も行う予定です。船をつくるだけで終わらず、水辺で使い、境港と船の関係を身体で感じます。

開催予定

ワークショップ等々現在調整中です。

こんな方に

年齢や経験を問わず、関心のある方にご参加いただけます。

・境港の船や港の文化に興味がある
・地域の歴史や昔の暮らしを知りたい
・木やものづくりに触れてみたい
・曲木の技法を体験してみたい
・船大工の仕事を間近で見てみたい
・舟が組み上がっていく過程を見てみたい
・完成した船を実際に漕いでみたい
・船に関する写真、資料、記憶を持っている
・まずは話を聞いてみたい

募集内容

ワークショップ等々現在調整中です。

参加申込

曲木ワークショップ、制作見学、完成発表、舟漕ぎ体験の参加申込は、準備が整い次第このページで受け付けます。

申込フォーム|準備中

講師紹介

小川智彦さん
船大工・美術作家
1971年北海道生まれ、京都市在住。

2014年に富山県氷見市で日本の伝統的な造船技術を学び、以後、木造和船の制作を続けています。現存する木造和船の調査や実測にも取り組み、地域に残された船の形、技術、記憶を記録しています。
美術作家としては、風景をどのように見ることができるのか、今見ている風景がどのような広がりを持つのかを探り、さまざまな素材を使った作品制作やワークショップを行っています。

船ゼミで確かめたいこと

この取り組みでは、船を一艘つくるだけでなく、次のようなことを確かめます。

・地域に残る船の形や技術を、どのように記録できるか
・船に関する記憶や資料を、次の世代へどう伝えられるか
・職人の仕事をまちへひらくことで、どんな関心や学びが生まれるか
・制作の過程そのものが、人の交流や地域への関心につながるか
・船を水辺で使うことで、境港と中海、境水道との関係を捉え直せるか
・地域の歴史を踏まえながら、今の境港から新たな船を生み出せるか
・完成した船を、今後も地域で活用していくことができるか

調査、制作、見学、体験を通して、境港と船の関係を未来へつなぐ方法を探ります。

チラシを見る

船ゼミの内容、日程、参加方法をまとめたチラシをPDFでご覧いただけます。

チラシ|準備中

よくある質問

船づくりの経験がなくても参加できますか?

はい。曲木ワークショップや制作見学など、経験がなくても参加できるプログラムを予定しています。

船の制作そのものを手伝うことはできますか?

船本体の制作は、小川さんが専門作業として進めます。一般参加者が直接行う作業は、曲木ワークショップなどを中心に調整しています。

船の調査や実測に参加できますか?

船の実測は、小川さんが専門作業として行います。調査内容や結果は、制作見学やトークイベント、完成発表などで紹介する予定です。

制作しているところを見ることはできますか?

はい。制作期間中に、見学できる機会やトークイベントを設ける予定です。

子どもも参加できますか?

参加可能なプログラムを予定しています。対象年齢や保護者同伴の条件は、内容が決まり次第お知らせします。

完成した船に乗れますか?

2027年3月に、進水や舟漕ぎ体験を行う方向で調整しています。安全面や定員などを確認したうえで、詳細をお知らせします。

船に関する写真や資料を持っています。提供できますか?

はい。写真、資料、船にまつわる記憶などをお持ちの方は、運営事務局までご連絡ください。

制作場所はどこですか?

境港市花町周辺を予定しています。現在、関係者と調整中です。

お問い合わせ

さかゑリビングラボ運営事務局
株式会社エートス内

TEL|050-3442-4309
MAIL|info@saposta.com
担当|永井