
2026年8月28日(金)11:55~、境水道沿い海岸緑地で、社会実験「さかゑシェアサイクル」の出発式を開催しました。当日はかなりの雨でしたが、ちょうど式典がはじまる頃にはあがりはじめ、無事に出発走行もできました。8月28日から11月30日まで、境港のまちなかを中心に、米子鬼太郎空港、皆生温泉、美保関までをつなぐ全10ポート・30台の電動アシスト自転車が走り始めます。
この日は、伊達憲太郎境港市長をはじめ、境港の水産業、商工、観光、交通などに関わる皆さんにお集まりいただき、いよいよ社会実験がスタートしました。
「まちなか実験2026」のひとつとして
出発式では、伊達市長からの主催者挨拶に続き、一般社団法人境港水産振興協会の江尻敏美会長、山陰パナソニック株式会社の渡部幸太郎代表取締役社長からご挨拶をいただきました。その後、さかゑリビングラボ運営事務局の永井から、今年度進めている「まちなか実験2026」の全体像を紹介。今回のシェアサイクルだけではなく、「市ゼミ」「間ゼミ」「船ゼミ」など、境港のまちなかで同時に進んでいる複数の社会実験についてもお話ししました。
ひとつひとつは違う取組ですが、
歩いてみる。
自転車で移動してみる。
座って過ごしてみる。
小さな市をひらいてみる。
船をつくってみる。
そんな小さな実践を重ねながら、境港のまちなかにどんな変化が生まれるのかを確かめていきます。

カネの音を合図に、最初の一走り
出発セレモニーでは、6名の皆さんに実際のシェアサイクルへ乗車していただきました。記念撮影のあと、港町・境港らしく、魚市場のセリなどで使われる「カネ」の音と、伊達市長の号令とともに、シェアサイクルが境水道沿いへ走り出しました。
海や船を眺めながら走れる境水道沿い。電動アシスト自転車ということもあり、実際に乗った皆さんからは、気持ちよく走れることや、好きな場所で借り、別のポートへ返すことができる「片道利用」の自由さへの期待の声も聞かれました。行きは自転車。帰りは電車やバス。あるいは、目的地まで自転車で行って、そこから歩いてまちを巡る。そんな使い方ができることも、シェアサイクルならではの特徴です。

会場では「市ゼミ」の実践も
この日は、出発式のすぐそばで「市ゼミ」の実践も行われました。9月27日から始まる「さかゑの朝市」へ向けて、参加者による出店を実施。式典のあとには、シェアサイクルの乗車体験とあわせて、市ゼミの出店を楽しむ人たちの姿もありました。
シェアサイクルで移動する。
市に立ち寄る。
少し滞在する。
誰かと話す。
それぞれ別々に見える社会実験が、同じ場所で同時に動くことで、「まちなかでの過ごし方」が少しずつつながっていくようにも感じられました。来場いただいた皆さんからも、シェアサイクル単体だけではなく、こうした他の取組との組み合わせに可能性を感じる声を多くいただきました。

ここから、実際に使いながら確かめます
8月6日に開催した第2回さかゑリビングラボでは、「本当に境港で使われるのだろうか」という率直な問いも出ました。だからこそ、今回始まったのは完成したサービスではなく「社会実験」です。何台使われたかだけではなく、
どこへ行ったのか。
どこで立ち止まったのか。
どんな場所に出会ったのか。
移動の選択肢が増えることで、まちで過ごす時間はどう変わるのか。
そんなことを、実際に使いながら見ていきます。期間は11月30日まで。まずは一度、境港のまちなかをシェアサイクルで走ってみてください。いつもの道も、速度が変わると、少し違って見えるかもしれません。

さかゑシェアサイクルについて
運行期間|2026年8月28日(金)〜11月30日(月)
車両|電動アシスト自転車 30台
ポート|全10か所
境港のまちなかを中心に、米子鬼太郎空港、皆生温泉、美保関まで設置しています。利用料金、ポートMAP、利用方法、1DAYパス、ヘルメットなどの詳細は以下のリンクから。
▼さかゑシェアサイクル詳細
https://sakae-livinglab.jp/schedule/24/
さかゑリビングラボは、境港市委託事業の『新しい“まちなか”創生ビジョン策定業務』の一環として実施しています。